儲かるダート型種牡馬

2歳ダートの番組が増えてきて、芝でデビュー→2,3戦目で初ダートという馬が多くなる時期。

もともとダート馬だと思っていても、「番組の関係でとりあえず芝」、「オーナーの意向でとりあえず芝」という馬は結構多いので、覚えておくと役に立つんじゃないかと思います。

まあ、芝で全く走らず（単純に能力不足）、ダート替わりで一変するような馬はそんなにいないと思いますし、現実的には芝でも悪くない走りをしていた馬じゃないと狙いづらいですが。

「先行力は見せていた」
「切れ不足だけど持久力は見せていた」
「坂路では動いていた」

というような下地があった上でのダート血統の馬は狙いやすいんじゃないかと思います。

先週の土曜（9/12）中山2Rで勝ったグローエルディングはもともと芝のレベル高いところで走っていて、血統がエーピーインディ系のクリエイター2。エーピーインディ系はほぼ例外なくダートなので、↓からは省いています。シニスターミニスター、パイロ、マジェスティックウォリアーなどなど。

そういえば昨日書いたコスモレペティールは単勝740円もついてましたね……。他に人気になるJRAからの転厩初戦の馬が複数いて、押し出されるように配当がそこそこつくという状況になることは滅多にないと思うので、二匹目のドジョウを狙うのは難しい気がしますが、毎年この時期は気にしていると良いことあるかもしれないですね。

★エスケンデレヤ

芝[1-2-3-77]
連対率3.6％　複勝率7.2％
単勝回収率3％　複勝回収率13％

ダ[21-27-17-201]
連対率18.0％　複勝率24.4％
単勝回収率100％　複勝回収率109％

一番書きたかったのがコレです。たぶんよく知らないって人が多いと思うんですけど、完全にダート型。さらに中長距離の方が良いという傾向がハッキリしています。まだまだ狙い目がありそう。

↑%は左から勝率、連対率、複勝率。その右は単勝回収率、複勝回収率です。

★スズカコーズウェイ

芝[0-1-0-32]
連対率3.0％　複勝率3.0％
単勝回収率0％　複勝回収率12％

ダ[20-14-14-152]
連対率17.0％　複勝率24.0％
単勝回収率116％　複勝回収率67％

これはもう大体ダートだろってイメージだと思いますが。唯一の2着はスリーコーズクライの新馬戦なんですが、そのときが内が強い馬場でハナを切ってのもの。結局芝で使われ続けて[0-1-0-6]でダート使わずに抹消されるという。で、もしかしてと思って今調べたら名古屋に転出してたのでそのうち出てくるかもしれません。

ちなみに、エスケンデレヤもスズカコーズウェイもGiant’s Causeway産駒です。他に日本でそこそこ産駒数がいるGiant’s Causeway産駒はエイシンアポロンくらいなんですが、どっちかと言えばダートかなというくらいの感じでした。

★カレンブラックヒル

芝[7-16-12-153]
連対率3.7％　複勝率12.2％
単勝回収率60％　複勝回収率96％

ダ[17-8-25-115]
連対率15.2％　複勝率30.3％
単勝回収率133％　複勝回収率91％

★スピルバーグ

芝[3-6-9-138]
連対率1.9％　複勝率5.8％
単勝回収率10％　複勝回収率49％

ダ[6-6-6-91]
連対率11.0％　複勝率16.5％
単勝回収率55％　複勝回収率81％

★フェノーメノ

芝[6-12-16-189]
連対率2.7％　複勝率8.1％
単勝回収率50％　複勝回収率80％

ダ[11-11-5-122]
連対率7.4％　複勝率14.8％
単勝回収率63％　複勝回収率62％

★グランプリボス

芝[3-3-6-161]
勝率1.7％　連対率3.5％
単勝回収率14％　複勝回収率38％