サリオス

競馬

阪神芝、先週の土曜(11/14)は明らかにラチ沿いにアドバンテージがあって、そしたら日曜(11/15)はそんなでもなくなっていて、今週土曜(11/21)も引き続き差しも届く馬場でしたが、日曜(11/22)はまた内が強くなっていたような気がします。

マイルCSは外を回ったら物理的に間に合わない展開。馬場差考慮したらだいぶスローでしたが、おそらくもう少しペースが流れていたとしても、さらに外を回る負荷が強くなって間に合っていなかったと思います。

サリオスはボーンヘッドもいいところで、道中内に入れることもなく、ただ後方外からそのまま外を回る無策の競馬。よく見たらミルコはこの日の初騎乗がメイン。馬場傾向を全く把握していなかったのかもしれません。まあ、G1の前に1頭も騎乗馬を用意してもらえないことが、今のミルコの状況なんでしょうけど。

直線だけ見たらヴァンドギャルドとペルシアンナイトも外から伸びてきてはいますが、この2頭はサリオスに比べると道中、コーナーでのロスがだいぶ抑えられています。スタートしてすぐにラチ沿いを確保したスカーレットカラーが4着で、日曜の阪神芝がそういう馬場だったことはまず間違いないでしょう。

もしかしたら、サリオスはテンから出して行けない理由が何かあったのかもしれませんが、いずれにしてもかなり強い負け方をしており、まともな位置取りだったらグランアレグリアとどういう競馬になったか見てみたかったですね。来年の安田記念あたりで、もう1回この2頭がぶつかってほしいです。